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キッペー「‥親父!!」
滋生「そんなに騒いでどうしたんだ」
ココロ「親父、大変だ‥アヤが!」
滋生「ココロよ、お前は女なんだからもう少し言葉遣いに―‥」
ココロ「今はそんな事言ってる場合じゃない、アヤが[トランス]しちゃったんだよ!」
「シュ~‥!!」
滋生「ほぅ、[突然変異]か‥」
アヤ「‥‥」
トランスしたまま気絶しているアヤ。
キッペー「このまま[フォース]を放出し続けたらアヤは―‥」
滋生「‥死ぬな」
キッペー「‥‥!!」
ココロ「親父、何とかしてよ!」
滋生「‥‥」
気絶しているアヤを見つめて、滋生は口を開いた。
滋生「この場合、何もしてやる事は出来んな‥」
ココロ「そんな!」
滋生「これで死ぬような事になれば、それがコイツの寿命だ‥」
キッペー「‥‥」
ココロ「(5歳の娘に‥なんて父親なんだ!)」
「シ~ン‥」
ココロ「‥‥!!」
すると、放出されていたアヤのフォースが止まった。
ココロ「‥あっ‥‥アヤ‥?」
アヤ「‥‥」
ココロの呼び掛けに答えないアヤ。
滋生「‥‥」
ココロ「アヤが‥アヤが‥」
アヤを強く抱き締めるココロ――。
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