3人が本棚に入れています
本棚に追加
見つけた? 何を?
考えている間、静寂は窓際の席に行ってしまった。
気のせい、なのか?
まるで俺に聞かせるような心の言葉は、気のせいだったのだろうか?
…気のせいだな。
事実、昼休みには俺は睡眠を楽しんでいた。
「…織地君?」
顔を上げた時、静寂が目の前に立っていた。爽やかだった。
「ふぁ…何?」
「学校を案内してほしいんですけど、授業後、大丈夫ですか?」
…………なぜ俺?
「まあ…いいけど…」
.
最初のコメントを投稿しよう!