10/12

3人が本棚に入れています
本棚に追加
/105ページ
「はっ…俺をなめんなよ鎌野郎…っつ、」 自分の肩の傷を治すと、かわいらしい猫を持ち上げた。素直にぶら下がる辺り、静寂は本当に驚いているらしい。 「さて…教えてもらおうか。魔法と俺を狙う理由。」 静寂は、つぶらな瞳で俺を見上げていた。 「…ニャー」 「話せるだろ。」 昔、嬢坂をアヒルに変えた時は話していた。そのあと殴られた。 「………聞きたいんだが、」 本当に話し始めた。 「織地君はホーリアーかクランカーかどっちだい?」 まったく意味がわからなかった。 .
/105ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加