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「はっ…俺をなめんなよ鎌野郎…っつ、」
自分の肩の傷を治すと、かわいらしい猫を持ち上げた。素直にぶら下がる辺り、静寂は本当に驚いているらしい。
「さて…教えてもらおうか。魔法と俺を狙う理由。」
静寂は、つぶらな瞳で俺を見上げていた。
「…ニャー」
「話せるだろ。」
昔、嬢坂をアヒルに変えた時は話していた。そのあと殴られた。
「………聞きたいんだが、」
本当に話し始めた。
「織地君はホーリアーかクランカーかどっちだい?」
まったく意味がわからなかった。
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