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他人が死ぬほど努力をしてまで来たい場所に俺は居座って、しかもいらないと騒いでいた。 それはどこまで侮辱した行為だろうか。 そして最初の静寂。 俺を殺すためだけに生まれ、生き、そして死んだ。 今の静寂はたかだか25万円の命だと言ったが、それでも俺はあいつと話していた。 俺はあいつに何もしてやれなかった。いや、命を奪ったのだって俺のようなものだ。 「何暗くなってんのよこの馬鹿は!!」 背中に走った電撃に似た痛みに、ぎやっ!っと変な声を出して起き上がった。 .
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