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「お前の使える魔法ってなんだ？」
サウズと言うなら、三つの魔法が使えるのだろう。
「ああ、まずクランカー。自他問わず見た目を変える能力だね。」
静寂の右手が鎌になっていたことを思い出していた。
「そしてホーリアー。治癒の能力を総称して言う。」
その二つは名を知っている能力だ。
「そして、シェルター。これは守ることに賭けては右に出るものはない。絶対防御の魔法で…だよ。」
一瞬だけ出た敬語は無視してやることにした。
「じゃあ攻撃できるのは変身能力だけか。」
「クランカーね。守ることも戦闘においては重要な役割を持ってるし。」
まあ確かに、ＲＰＧで防御は必須事項だ。
人気のポケットなモンスターにはぼうぎょととくぼうまであるし。
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