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「あんたのせいで眠いんだけど」
朝から自転車で人を弾いておいてその一言ですませる幼なじみをどうにかしてくれ。
「ほら起きなさい最強。いつまでも地面にキスしてんじゃないわよ。」
なんだろうなこの理不尽やろうは。
結局、自分で治して立ち上がった。
「ほら、早く学校行くわよ。」
嬢坂は自転車で、俺は歩き。俺も自転車に変えるかな。
あ、俺の自転車は壊れてんだ。
「あーもう朝からへこむ…」
このドチビのせいで疲れた。
「何よ?」
なのでささやかな仕返しをすることにした。
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