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「芸のない犬は食用にも使いたくないだろ？ てか犬ってうまいのか？」
虎鉄は相変わらず訳のわからんことを準に聞いていた。
「赤黒白。犬はこの順番で美味しいらしいよ。」
そして準も何を答えているんだか。
本当は静寂に聞きたいんだが、あいつは遅刻ギリギリまで来ないので、馬鹿二匹に聞いてみることにした。
「なあ馬鹿二人」
「いきなりの暴言かキサマ。」
虎鉄は無視して、何と聞くか考えていた。
「えっと…漫画の話だけど」
「エロ本か！」
無視した。
「主人公が最強だけど落ちこぼれのふりして、力を隠して学校に通うんだが、なぜか敵にバレるんだよ。何でだと思う？」
間違っては…いない…よな？
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