十三日の金曜日

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しばらく無言で歩いていたけど、美紀は頭の中が酒の力も借りてかなり回っていた。何かはなさなければと考えるほど言葉に詰まる。 好きだから、少し期待してしまうのは悪いこと? 静寂を破ったのは喜一だ。いきなり、美紀の手を強く握ってきたのだから。 「え、あ?」
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