愛し

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僕はそれを優しさと呼ぶことはもぅしないよ 君のいつだって誰かのためにあった心は きっと自分をちゃんと愛するためにあったんだ 僕もいつか愛せるかな? 君のような人になれるかな? 僕はどれだけの誰かを愛せるかな 君は僕のために、誰かのために、泣いたね 声を殺して切な気に悲し気に 心がグチャグチャになって悲しい、切ないって叫んでいるように 君を苦しめてるのは僕だけど 僕は君が 僕を嫌いにならないように 他の人を嫌いにならないように と祈っていた 君は僕を愛し続けてくれた 人を愛し続けた まるで心が枯れそうになるまで 君の分まで君のため僕の心が枯れるまで愛し続けるよ 愛してると言う声が泣いているように聞こえた 僕は心がいつか人を救うのをいつまでも知っていたんだよ 君が大好きだったよ 愛しくなるくらいに 涙が出るくらいに愛していた
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