戦闘工兵隊

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  その後、まってましたと言わんばかりに英軍戦車部隊が追撃にかかってきた。 これが組織的な撤退ならば迎撃が出来ただろうが、今回は皆がバラバラの敗走。英軍戦車部隊に追い付かれ、全滅した部隊やさらなる損害を出すこととなった… 「生き残りはこれだけか…。」 分隊長が呟く、小隊長は先の撤退中に英軍の機銃で撃たれ、後方へ送られて行った。部隊は三割しか生き残れなかった… 「工兵、整列!」 分隊長が生き残りの工兵を集める。 「まだ…やるのか?」 誰かが呟く… 「我々は撤退する戦友を支援するため、街道に罠を仕掛ける。各自、知恵を絞れ!」 「「了解!!」」
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