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「こんなもんでいいだろう、
撤退する。」
それぞれ、工兵用トラックや戦車に工兵達が乗り込み、引き上げる。
それから二時間後…
砂塵をまきあげながら、英軍機械化部隊が追撃に来た。先頭は装甲車だ。
「ん…止まれ！」
道に不自然な盛り上がり…
地雷が埋まっているのだろう｡
「工兵、前へ！」
さっそく、地雷探知機を背負った工兵が地面を探る。
「隊長、反応があります。」
「よし、排除しろ｡」
英軍工兵達が、慎重に地雷を掘り出すが…
「ん？」
「どうした？」
「これは…空き缶です｡」
「こっちもだ！」
「どうゆうことだ？」
「ヤツラには地雷が無いのさ。
前進、すすむぞ！」
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