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岩混じりの砂漠を進む。
戦車はキャタピラなので走行は楽だが、歩兵達は大変そうだ。
何人か足を取られ、さらには転んでいる者もいる。
「弾種は別命あるまで榴弾!」
装填手が榴弾を装填し、そのまま次弾に備える。
「砲手は機銃を撃ちながら榴弾を適宜発射!」
砂塵を巻き上げながら砂丘を越える。
英軍砲兵達が気付き、慌てて25ポンド砲を旋回させる。
「今頃気付いても遅い!」
小隊長が口を歪めながらペリオスコープを覗き込む。
しかし…
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