始まりの破壊

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女の子のちょっと後ろに着地した空は女の子に近づいて しゃべりかけようとしたら先に向こうから口をひらいた 『きみ..ドライブうまいね!!』 空に背を向け夕日を眺めている女の子 『ドライブ知ってるんだ??』 『うん!しってるよ!』 女の子はちょっと微笑みながら隣にいる空に振り返っていった 『初めまして! あたし海!よろしくね! 君は?!』 『オレは空! よろしく!』 『へー!! 空って言うんだ! んじゃあ...空くんって呼んでいい??』 『えっ?? 君付けはしなくていいよ オレも海って呼ぶからさ!』 『わかったー!』 満面の笑みで笑った海 『それじゃああたし帰るね!! また明日も来ていいかな?!』 『うん 待ってる。』 『よかった。 んじゃまた明日くるね!』 そういって海はもう暗くなった街に消えていった なんか元気な女の子だったな... 空はこのつまらない毎日に一つの楽しみが増えた気がした しかしこの出会いによって空の生活は大きく変わる 今の空には知るよしもないが...
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