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遠くで気づいた時には何かわからなかった。
この場所にあってはいけないもののような、そんな『何か』が。
道なりにだんだんとその『何か』に近づく。
ふと周りの部員を見てみるが自分意外の部員は気づいてないみたいだ。
その間にも近づいていく『何か』が『あれ』だというのがわかってきた。
『あれ』は、人?……
恐らく「人」だが『あれ』は、体中が異様に腫れ上がっている。
首を吊った、人。『紫』色だった。
その『紫』色の人…何故か目が合う。
その瞬間、俺は全身の汗が冷や汗へとかわった。
全身が気持ち悪い…
……………『紫』…………
………『紫』…………
……『紫』………
…『紫』……
『紫』は、にやりと微笑んだ…。
「コッチヘオイデ」
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