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翌日、一人の中学生が変死体で見つかった。
ありえないほど体は腫れ上がり、首には手で絞められたような跡、そして…
異様なまでに変色した体。
死体を見慣れた警察関係者でも吐き気、めまい、酷い人は軽い精神崩壊に陥ったという噂。
その死体は『紫』だったという。
この日以来、この町では毎日『紫』の死体が発見された。
そう、毎日…毎日…
いつしか町には『紫』の死体が漂うようになったらしい。
それは噂でしかない。
『紫』の町は存在を消されてしまった。
夜中に鏡を見る時はご注意を、貴方の後ろに『紫』がいるかもしれないですから。
酷く膨れた『紫』が。
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