嗚呼。あなたが優しいから。

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  あなたが優しいから傷つく    泣いてばかりの弱い子で     ごめん。     あなたが優しいから     私は泣いてばかりで、           寝るとき自分の部屋に行ったとき          ふっ と   過去の思い出と   あなたの優しさがこみあげてくる。       今日は頭が痛いのに       明日学校なのに     泣いてる。     泣いたってあなたが帰ってくるわけじゃないのにね     あなたの優しさに触れた時間があるから     あなたと似た優しさに触れた時   どうしようもなく悲しみがこみあげてくるんだ。     泣いたって何もかわらない    私は私の時間を生きる。     あなたはあなたの時間を…    ねぇ、どうしてかな?     どうして私はこんなに弱くなってしまったのかな?     泣けることが本当の強さだって知ってる。       だけど私にとっての強さは泣かないこと。     嗚呼。私があなたの隣にいたのに泣いてる私に気づかずに皆と笑っていたからだ    だから、泣いたって貴方も皆も私の存在には気づいてくれないから泣いても意味がないだったら泣かない方がいい。
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