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セツ「街には唄が流れる。
誰もが聞いて
元気付けられるような
暖かい唄。」
男①「おい、昨日のコンサート行ったか!?」
男②「当たり前だろ!!」
ナレーター「巷では有名な一人の歌い手がいた。
その歌い手は
この地球のたった一人の
お姫様で
名をアリア・スピアーノという。」
ナレーター「若干17歳という若さだがその声の美しさから神の歌声と民衆から
好まれていた。」
セツ「アリアもすっかり有名人だよなー」
ナレーター「街中のポスターを見たり街頭音楽を聴いて
ため息交じりに笑みを
浮かべた青年がいた。
名はセツ・アルファイタ。
軍事医科大学の学生だ。」
ラルト「昔から唄上手かったしあいつ自身、歌うのが好きだったからな」
ナレーター「セツの隣で煙草をふかしながら
同じく笑う男性。
彼はセツの幼なじみである
空軍の軍人であるラルト・トリス。」
ラルト「久々にアリアに会いに行ってみないか?」
セツ「アリアに?」
ラルト「あぁ!」
セツ「いいけどさ、最近アリア忙しいからどうかわからないよ?」
ラルト「大丈夫だって!」
ナレーター「アリアとセツとラルトは
昔からの幼なじみで
頻繁に遊ぶほど
仲が良いのだ。」
ナレーター「二人は車で走りながら屋敷へと向かった。」
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