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ピンポ~ン
…きたか?
というかこんなことするなんて元男としてどうよ?
と、今はもう昔となった少年時代を思い出しつつ玄関にむかう。
玄関に着いた俺は一応ドアの覗き穴でつばさの姿を確認する。
ああこのにやけきった馬鹿面はまちがえなくアイツだな…
そこでおれは一思いにドアをあけ一気にいいきる。
「お帰りなさいませ~ご飯にする?お風呂にする?それともわ・た・し?」
…あ~あ俺の中で何かが壊れる気がした…
そう思った瞬間、つばさにだきかかえられる。
…俗に言うお姫様だっこで…
「おい!テメっ」
と抵抗する俺を力で上回る川本が軽々と押さえ込み
「もち奈央でしょ」
と俺の耳元で囁き、寝室に向かう。
「いやあ奈央があんなこと言うとは…」
「バッ、そりゃあテメエが…」
「ま、いいからいいから」
「まっ待て、せめてシャワーくらいっ。うわっ馬鹿~」
そこからベットに投げ出された俺とつばさが何をしたかは二人の秘密ってことで。
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