いわゆるﾌﾞﾗｯｸｼﾞｮｰｸ

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少しばかり貧しい家庭に生まれた青年がいた。
しかし彼は成績優秀で常に学年ﾄｯﾌﾟ、
さらに顔は超美形で、
おまけに性格も優しく、
彼の話は人を感動させたり、時には笑わせたりと、
話していて退屈することはまずないと言うほど話し上手であり、また聞き上手でもあったため、クラスでは中心的な存在だった。

そんな彼は今、ある女の子に告白した。

青年「ずっと前から好きだったんだ。良かったら付き合ってくれないか？」

女子「…ごめんない。」

青年はショックだったが、諦めきれなかった。
青年「どうしてダメなの？ウチが貧乏だから…？」

女子「いいえ、そうじゃないの。
私はスポーツしてる人が好きなの。
あなたは私より速く走れる？
…例えば…そうね、
…サッカーが出来るかしら？」

青年はそれを聞くと、
もう諦めるしかなかった。