第二章

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家を出てからの行き先はいつも決まってる 私は軽い足取りで隣の家へ入っていった 「おっはよーございます!!」 元気に挨拶をすると奥からパタパタと走る音が聞こえた 「あら、桜チャンおはよう。 いつもごめんね?」 そう言い出てきたのは旬のお母さん 「おばさん、全然気にしてないから大丈夫だよ」 そう笑みを浮かべお互い話していると階段から旬が降りてきた 「あっ!旬おはよう」 そんな私に挨拶もしないで靴を履く旬 まぁ… いつもの事だからね _
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