第二章

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「今日も旬に相手にされなかったけどね…」 机にうなだれる私の頭をポンポンと撫でてくれる瑞樹 「いつもの事でしょ?」 「昔はあんな冷たくなかった…」 「人は変わるもんだよ。」 そう言った瑞樹を見ると困ったような笑みを浮かべていた 瑞樹も何て言っていいか分からないのかな… 窓に目をやり外を眺めてると瑞樹とは違う大きな手が私の頭の上に落ちてきた 「……?」 「はよっ!」 「瑠衣!?」 顔を上げると友達の 相羽 瑠衣(アイバ ルイ) がいた _
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