第一章

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《旬(シュン)、早くおいでっ!!》 《待ってよ桜っ!!》 あれ…? あれは、幼い頃の私と旬だ… 何これ? 昔の映像が流れてくる…- 《早くしないと日が落ちちゃうよっ》 《だって僕、木登り得意じゃないから…》 そう… 確か、夕日が沈むのを見るために旬と木に登ってたんだっけ‥ それで……っ!! ダメっ!!旬っその木は登っちゃダメ!! 木を登ったらアナタはっ… 《やった!!やっと登れ……》 グラッ ……っ!! ドサッ…- _
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