第二章

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放課後になって、クラスメートが教室を出ていく中 私は教科書を鞄の中に仕舞うと勢い良く教室から出て隣の教室へ行った 「旬~!!帰ろ!」 満面の笑みで叫ぶと中にまだ残っていた生徒が私に注目する でも、いつもの事だからみんな気にしていないみたい 驚くよりもクスクス笑っている 「旬!迎えが来たぞー。」 近くにいた男子生徒が笑いを堪えて旬を呼ぶ 「んだよ…うるせぇな。」 未だに椅子に座ってる旬は、私を見ると嫌な顔をしている _
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