第二章

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「おいおい…行ってやれよ。」 近くにいた生徒が旬に話し掛けて肩をポンポンと軽く叩いた 「ハァー…分かったよ…。」 大きな溜め息をつき立ち上がった旬は鞄を持つと足早に教室を出て行ってしまった ……私がいる所とは別のドアから なんか、悔しい… こんな事を思ってる間にも旬はどんどん先を行ってしまっている 「…っ!!まっ待ってよ!」 先を行く旬の後を追うように私も走り出した _
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