15人が本棚に入れています
本棚に追加
顔を見合わせ
口籠もってしまった2人を
見かねたリンが話しだす
リ「廉価版の為にプログラムが
必要なんだよ」
ト「廉価版って…
リン、大量生産されるって
こと!?」
リ「ん~
ま、何年か後にね」
ト「僕… 嫌だからね!!
リンは僕の兄弟なのに」
ハル達がトールにどう説明
すれば理解させられるのか
困惑していると…
リ「あのねトール(苦笑
私ってホントはラボの所有物
なんだよ
開発・製作・メンテナンス・技術
その他にもいろいろと
費用かかってるんだ
ダッド達は親切で善い人
なんだけど…」
ト「だけど何!?
家族なら当たり前じゃ
ないか!!」
リ「トール…
研究って遊びじゃないん
だよ?(微笑
膨大な費用と時間と労力
をかけて社会に貢献する
技術を開発してんの
当然も
同じコトなんだ」
ト「……(;_;)」
ハ「リン 言い過ぎだ」
ト「ダッド…(p_<。)」
ハ「確かにリンが言うのは
正論なんだが…
話が逸れたな
ごめんよトール(苦笑
でもリンの複製が作られる
理由は移植という環境の
変化にプログラムが適応
できるかどうか
そして三原則を
後から組み込んだ場合
どんな影響がでるか等を
調べるのにどうしても
必要な事なんだ」
ト「!!」
最初のコメントを投稿しよう!