【不安定なリン】

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トールが驚愕の余り 固まってしまったのを見て ハル達は辛そうに視線を 逸らす しかしリンは ハル達も驚く程の人間臭い 微笑みを浮かべながら話し 続ける リ「気付いちゃった?  そぅだよトール  片方のリンはラボに残るコト  になる」 ト「そ、それって一生?  実験材料として?  酷い…(;_;)」 ハ「君は知っていたのか…」 マ「いつから?」 ハル達の質問に少し困った 様子で微笑み返すリン リ「泣かないでよトール  片方がデータを集める  んで、残る1人がそれを  検証する  その結果が次世代機に  反映されて行くの」 ト「辛くない?(ノ_・。)」 リ「最初から決められてた  コトだし…(微笑  その為に作られたんだ」 ハ「リン、君は…」 マ「…」 リ「ダッド、マミー、トールも  もぅ眠らなきゃ  朝になっちゃう」 マ「あ…」 ト「リン…  ママみたい(p_・、)」 ハ「本当だな  これじゃ誰が保護者だか  解らないよ(苦笑」 リ「ダッド?  ラボにmailしなきゃ  いけないんじゃ…」 ハ「しまった!  完全に忘れてた」 マ「教授は…  もう眠ってらっしゃるん  じゃない?」 ハ「とりあえず送ってみる  皆は先におやすみ」 (メインプログラムは無事かも  知れないな…)
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