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まさか、純がさきに言ってくるとは・・・。
俺は純と一緒に帰りながらそんなことを思った。
自分も言おうと思っていたから、気持ちが伝わったようで少しうれしい。
純ととめどない話をしていると知らないうちに家についていた。
「着替えたら狼祈くんの家に呼びにいきますね。」
そういって家に入っていった純の背中を見送って俺はいえに入った。
「お帰りなさいませ、狼祈様。」
「じぃ、ただいま。俺今日は純と遊びに行くから」
「畏まりました。お昼はどうなさいますか?」
あぁ、そうだった。純はあの言動からして食べに行くつもりだろう。
「外食にする。」
「ではいつもの店にいかれると良いでしょう。」
「分かった、ありがとう。」
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