第一幕 出会い

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ああ、欝陶しい。 「お久しぶりです。」 「君がこの高校に来てくれるとは」 「良い高校ですよね。」 「ありがとう。とても光栄だよ。」 またあんたの顔をみるとは思わなかったよ。 あの時散々特別扱いしやがって。 大臣の息子の何が悪い。 お前に何が分かる。 俺によくしたら金でももらえるとおもっているのか。 大体こんな社交辞令に騙されて 馬鹿にもほどがあ「あっ、あのッッ」 誰だ、俺を邪魔したや、つ・・・は 茶色っぽいさらさらの少しはねた髪の毛で背が小さく目が青い奴はすごく美しい。なんか輝いて見える・・・。 何も聞こえないが純という先生の言葉は理解出来た。 純・・・ぴったりだ 「あ、あのぅ・・・」 うわ、見とれてたんか俺ッッ 「よろしく」 「こちらこそ。」 握手しただけなのに心臓がおかしい。 顔赤い・・・ 高鳴る心臓の意味は分からないがこいつも 敵だ。
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