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私は恋をした
時に勇ましく 時に悲しく 時に嬉しい表情を見せるあなたに
決して近づくことのできない運命にある私たち
触れることができるのは、その命を失うときだけ
あなたの奏でる音は 私にあなたを気付かせてくれる
私を幸福にしてくれる
私はあなたに触れたくて もっといい音を奏でるから
この命が切れたとき、少しでもあなたの側にいたいから
決して実らない恋
だけど寂しくなんかないよ
少し離れて隣にいる、銀色で真っ直ぐなあなた
光に艶めく横顔が、とても好き
次に生まれた時は、きっと二人で
五線紙に音符を書いて、素敵な音楽を作ろうね
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