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そして僕達は体育館から退場した…
『卒業生全生徒起立』
『卒業生…退場』
ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ
そしてまた盛大な拍手が贈られ、それと共に僕達は外へと見送られた
亮輔はいっきに緊張感が抜けてﾀﾞﾙﾀﾞﾙになった
亮輔「かなり疲れた…」
大雅「お疲れさん」
大雅が俺の背中を叩いた
他の奴らは卒業記念写真を撮っている
亮輔「俺達も写真撮ろうぜ」
大雅「おう、じゃあお前の母さんに頼もう…」
大雅「えーと…あっ！発見～」
「亮輔の母さ～ん！写真撮って」
亮輔ﾏﾏ「あっ！大雅君……今さっき何て言った？」
大雅「亮輔と俺の写真撮ってって言った」
亮輔ﾏﾏ「あーね、いいよ…じゃあ……そこの校舎を背景に…」
大雅が亮輔の母さんにﾃﾞｼﾞｶﾒを渡した
そして二人は言われた通り校舎を背にして肩を合わせた
亮輔ﾏﾏ「ﾊｲｯ！ﾎﾟｰｽﾞ」
ｶｼｬｯ
そうして二人の思い出が１つ増えた…
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