■世界観

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  このページはこの俺、亮介が説明していくぞ。 この世界は悪に優劣が存在しない。 罪を犯せば、その規模がどうであれ同じ罰を受けるんだ。 そして“罪人の国”と呼ばれる場所に送られてしまう。 不自由は無いのらしいが、そこでは今までの人生で関わった人物を忘れなければいけない。 SF小説で“日本”という国を見たことがあるのだが、その国とは全く違う。 俺たちの世界には、人口や環境問題の影響など全く無いのだから。 そして日本は法律が守られていて、素晴らしい国だと思う。 話を戻そう。 そして異国人。 過去にあったテロや紛争から、国家が異国人に対して様々な規制をつけた。 対象は赤い髪に赤い瞳の異国人。 何をするにも“国民証”が必要となり、自由を制限されてしまう。 そして罪を犯した者や死人は、存在を消されてしまう。 葬式等はするが、墓に入った時点でその人物は家系図から消えてしまうんだ。 罪人も同様に。 このように、俺たちの国は非常に歪んでいる。 亮介「じゃあ作者、次は頼む」 作者「めんどい」 亮介「おい」
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