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このページはこの俺、亮介が説明していくぞ。
この世界は悪に優劣が存在しない。
罪を犯せば、その規模がどうであれ同じ罰を受けるんだ。
そして“罪人の国”と呼ばれる場所に送られてしまう。
不自由は無いのらしいが、そこでは今までの人生で関わった人物を忘れなければいけない。
SF小説で“日本”という国を見たことがあるのだが、その国とは全く違う。
俺たちの世界には、人口や環境問題の影響など全く無いのだから。
そして日本は法律が守られていて、素晴らしい国だと思う。
話を戻そう。
そして異国人。
過去にあったテロや紛争から、国家が異国人に対して様々な規制をつけた。
対象は赤い髪に赤い瞳の異国人。
何をするにも“国民証”が必要となり、自由を制限されてしまう。
そして罪を犯した者や死人は、存在を消されてしまう。
葬式等はするが、墓に入った時点でその人物は家系図から消えてしまうんだ。
罪人も同様に。
このように、俺たちの国は非常に歪んでいる。
亮介「じゃあ作者、次は頼む」
作者「めんどい」
亮介「おい」
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