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街に行くと言い歩いているが
ここは見渡す限り一面花畑
街なんてどこにも見あたらない
｢なぁ､街なんて全然見えないがどこにあるんだよ｣
楓｢もう少ししたら着くわよ｣
｢もう少しってどれくらい?｣
楓｢そうね､あと2時間ぐらいかしら?｣
｢2時間!?そんなに歩くの?ってか､もう少しじゃねぇじゃん｣
楓｢うるさいわね｡ﾊｹﾞ!!!｣
ﾊｹﾞてねぇし!
むしろ､ﾌｯｻﾌｻだよ!!
と､突っ込みたかったが､これ以上何か言われるのも嫌だったので
やめておくことにした
まさか､会って30分もしないうちにﾊｹﾞとか言われるとは思わなかったが
まっ､連れ去られてる時点でおかしいか…
｢そういえば､楓はいつも2時間も歩いてここまで来てるの?｣
楓｢来るわけないじゃん｣
｢え?じゃあ､今日は何で?」
楓｢お姉ちゃんと喧嘩してむかついたから､家飛び出して走り回ってたら､ここにたどりついたの(ｴﾍｯ)｣
それは､迷子じゃないのかい?
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