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『な、なんで!?』
あたしは、頭が真っ白になってしまった。
「それは俺のせりふだよ、なんで黙って行くんだ?」
『だって、、、』
健のこと見たら行けなくなっちゃいそうだったから、、、なんて、言えないよ。
「………」
『ごめんね。もう、あたし行かなくちゃ、、』
「……ごめん、、な。」
『あやまんないで?悪いのはあたしなんだから、、今まで、ありがとう…』
「………」
『ばいばい……』
あたしは、出来る限りの笑顔でそう言った。
飛行機で、あたしは次から次へと涙をこぼしていた。
東京なんて、行きたくなかった。
叉夜と、、健、と別れるなんて、、そんなこと、、、あんまりだよ、、。
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