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「いや、少し現場を見せていただこうと思いまして。」 ミルクティーを少し飲み木村が言った。 「え、でも数日前にも鑑識さんや刑事さん達が調べに来ましたけどまだ足りないのですか?」 「えぇ、ほんの少しでいいのでお願い出来ませんか?」 木村がそう言うと渋々といった感じて志保が頷く。 その間、山部はソファーからボーとある部屋を見ていた。 東側の火災があった部屋の下、 襖の開いている畳の部屋を。
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