#4

4/4
4人が本棚に入れています
本棚に追加
/68ページ
「はぁ、証拠ですか・・・」 木村は山部に少し恐怖を感じながら言った。 ガサガサという音をたてて山部は袋をあさる。 「こんなイヤラシイもの持ってたんだ。」 山部は袋の奥からピンク色の丸くて電源コードが付いている物だった。木村にはそれが何か分からなかった。 「それはなんですか?」 木村が聞く。 「これはねふふっふふ。旦那さんがいなくなったから捨てちゃったのかな?」 そのピンクの物は焼けたのであろうかかなり煤だらけだった。
/68ページ

最初のコメントを投稿しよう!