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『やぁぁべべぶ、やままま、けけけけぶ』 よく聞こえないが何かぼやぁとした音が聞こえる。 「起きてください!山部警部!」 その音は山部を呼ぶ木村の声だった。 「ふぁい~木村さん~おはよ~」 山部はクーラーをガンガンに効かした部屋で寝滑っていた。もちろんこの部屋は山部の部屋である。 「何がおはようですか!!もぅお昼ですよ。起きてください!」 木村がそう言うと山部はゆっくり体を起こしてまだ眠そうにマブタをこする。 部屋にはスナック菓子の袋やペットボトルジュースのからが散らかっており木村はこんなものばかり食べていて体は大丈夫なのかと心配になる。
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