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「結婚!?」
俯いてただ頷く君…
「…お父様からお話を聞かされて…後ひと月ですって😃💦」
今にもその大きな瞳からこぼれ落ちそうになる涙を必死にこらえながら笑っている君を…
僕はただ見つめる事しか出来ずにいた…
「何をふざけた事を!?リシャール家の娘を嫁にだと!!身分が違い過ぎるのはお前が一番分かっているだろう!!」
「身分など!!そんなもの僕には関係ない!!」
「ふざけるな!!絶対許さんぞ!!嫡男のお前にはこの家を守り繁栄させる義務があるのだぞ!!頭を冷やせ!!」
僕は屋敷に軟禁され監視化に置かれた
「レオン!」
今は真夜中、僕は信頼出来る側近に頼みアンジェに使いを出した。
‡皆が寝静まった後、漆黒の闇に紛れて湖に来てほしい‡
「アンジェ!」
どちらからともなく僕達は抱きしめ合った。
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