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「俺、実のところ悪魔なんだよね。」
屋上に呼び出して言うことは頭が弱い宣言ですか。
私、朝風潮那。現役バリバリの女子高生。髪はロングよりショート派。
んで、私の目の前で痛い人宣言したのが、来島暁。アカツキ君である。身長は平均ほどなので私より高いし運動もそこそこだが、ネクラなのがダメ。
「うちは確かに医者だが内科だから。」
「誰も精神科なんて呼んでないよ?」
じゃあ警察呼ぼうか。
「うん、じゃあ信じてもらうために…」
来島暁は鉄パイプを拾った。それをどうするのかと見ていたら
「はいっと。」
そんな簡単な掛け声で鉄パイプがぐにゃぐにゃになった。
「うん。これでどう?」
渡された鉄パイプは白鳥のような形になっていた。持つとひんやりと鉄の感触がした。
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