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奈々「せんしぃ……?」
菜覇途「YES WE CAN」
奈々「言葉の使い方、大きく間違えてる気がするわ」
菜覇途「そして、緑は……僧侶だ。ヒーラーだ。ホイミだ」
緑「彼のイワークはきょうてきよ」
奈々「いや、それは僧侶とか関係ないから」
菜覇途「俺達で部活を作るんだ。まずは、この町のモンスター退治だ!」
奈々「ちょっと、待って! 私も参加するなんて一言も……」
菜覇途「さっき、『戦士だにゃん☆』て言ってたじゃないか……」
奈々「いつ!? 誰が!? 何時何分、地球が何回回った日に言ったの!?」
緑「でも、やってやろうじゃない。とは言ったよね?」
奈々「はぁ……普段はとぼけてるのに、何でこんな時だけ……」
緑「ひど! 奈々ちゃん、ひど!」
奈々「菜覇途」
菜覇途「お、下の名前を呼び捨てとな……」
奈々「いいでしょ、そっちも呼び捨てだしおあいこよ」
菜覇途「むしろ、俺は嬉しい。パーティーらしくなってきた」
奈々「そう……基本的な方針には何をするの?」
菜覇途「言ったろ? 部活を作る……名づけて『WHO』だ!」
奈々「いや! それ、いろいろと問題だから!」
奈々(そんなこんなで、まずは名前を決めるところから始まりそうだ)
奈々(疲れる云々は抜きにして、菜覇途と一緒にいれば飽きることはないだろう)
奈々(興奮した勢いで、皿を地面に大量に落とす菜覇途を見つめ)
奈々(私の心の中は不思議な胸の高鳴りで満ちていた)
緑(恋……? らいくじゃなくて、らぶのほうの?)
奈々(人のモノローグに入ってくんな!)
~第一章 完?~
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