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続‼卒業式‼
<和喜>「どうした?」
<真理>「どうしたもこうしたも、私と和喜は同じ○○高等学校でしょ!先生があそこの学校に行く人を呼んでるから、わざわざ教えに来てあげたの!」
<晋哉>「そんな偉そうに言われたら和喜可哀相~」
<真理>「なっ⁉」
<和喜>「まあまぁ…真理、わざわざ有難うな…」
<真理>「え?…わっ、わかれば良いのよ‼」
<和喜>「じゃあ…行くか?」
<真理>「そうね、あんな奴と一緒にいたらコッチが汚れるからね」
<晋哉>「何ぃー」
<和喜>「おいおい…真理、それは言い過ぎだって」
<真理>「う、ご、ゴメン…」
<和喜>「そんな事より、真理、行こうか」
<真理>「うん‼」
<和喜>「⁉」
それは眩しい程の笑顔だった
<真理>「ほらほら‼、早く早く‼」
<和喜>「あ、待てよ~」
ーータタタッ
<晋哉>「そんな事ぉ⁉」
…晋哉は、駆けて行く二人を見て呟いた
<晋哉>「…しかし、こうして遠くから見ると、まるで恋人だな…あの二人…」
その後の先生の話しはごく普通の物であった…
まあ、この学校からあの高校に行くのは俺達が初めてだし、しかも調度男女一名ずつ…それに、その学校での注意事項や、将来の夢なんかの話しが、殆どだったが…
その帰り…
<真理>「知らなかったぁ~、和喜、PT…目指すんだ」
<和喜>「ああ、それが俺の運命だからな」
<真理>「運命って💧…」
<和喜>「まあOTも捨て難かったけどな」
<真理>「何か、似てるね、私STだし…臨床心理士も良かったけど」
<和喜>「なぁ…真理…」
<真理>「何?」
<和喜>「これからは、お互いの未来に向かって頑張ろうな?」
<真理>「うん、負けないわよ‼」
<和喜>「いつ勝負に💦」
<真理>「アハハッ、冗談冗談!」
<和喜>「何だ、脅かすなよなぁ~」
<真理>「でも、ホントにお互い頑張りましょう!」
<和喜>「ああ‼当たり前だ‼」
ーーぐっ
そして、俺と真理は握手をした…
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