これからの日々…

入学式、後～数日～

<和喜>｢あぁ～あ…ダリィ…｣

あれから入学式はあっという間に終わってしまった…
授業も中学とさして変わらないし…

すると、誰かが俺に話しかけてきた

<???>｢あの～｣

<和喜>｢ん?何?彩乃さん…｣

<彩乃>｢いや、ほら、和喜君今回のテストで１番の成績だったでしょ?だから凄いなぁ～と思って…｣

<和喜>｢まぁ確かに１番ではあったが､同列１番の奴がいたじゃん?｣

<彩乃>｢確か…真理､さんだよね…和喜君と同じ中学だった｣

<和喜>｢うん､そうなんだよね…悔しいなぁ～いつか絶対に負かしてやる!｣

<彩乃>｢あ、それでね､和喜君…もし､良かったら…一緒に勉強しない？｣

<和喜>｢え?勉強?｣

<彩乃>｢うん､ほら､和喜頭いいじゃない?、だから勉強見て欲しくて…それに､和喜君にも復習になって､そしたら真理さんを負かせる可能性が増えるかもよ?｣

<和喜>｢そうだな…うん､分かった､良いよ｣

<彩乃>｢有難う‼｣

<和喜>｢お互い様さ…これは同盟みたいなやつだよ｣

<彩乃>｢本当…優しいのね､和喜君は…何度も言う様だけど､有難う｣

<和喜>｢彩乃さんは偉いね～そんな君に一つプレゼント｣

<彩乃>｢？｣

<和喜>｢有難うは韓国語で『カムサハムニダ』って言うんだよ｣

<彩乃>｢それぐらい知ってるもん｣

<和喜>｢あ～…ビァネ｣

<彩乃>｢ビァネ?｣

<和喜>｢ゴメンって意味､他にもビァナダ､ビァネヨ､有難うにもコマサハムニダとかあるよ…まぁ､今じゃ殆ど使わないマングカムニダとかもね…｣

<彩乃>｢も､物知り～｣

<和喜>｢常識だよ､常識｣

<彩乃>｢じ､常識を知らない私って一体…｣

<和喜>｢あ､ゴメンゴメン💦｣

俺はこんな感じに、楽しい？学園生活を過ごせている

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