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「瞳ぃ~!!今日はごめんなさいねぇ…!」
「RYOさん、大丈夫なんですか?」
瞳はRYOの姿を見て、とても心配そうな顔をしていた、
「本当に心配してくるのは、瞳だけよぉ~!!(泣)」
RYOは瞳を抱きしめながらそう言った。
「……それより……メイク見たわ!やるじゃない!!」
そう言うと、RYOは瞳の頭をグシャグシャっと撫でた。
「いえ……逆に自分の未熟さを痛感しました。」
瞳は悲しそうな表情を浮かながら、RYOに呟いた。
「バカねぇ…初めてで、それに私もいない中、1人であそこまでやれれば十分よーっ!
私の初デビューの時なんて、師匠に足蹴されたんだから!
まぁ、それも快感だったけど…(笑)」
RYOは笑いながら瞳に言った。
「でも……どこの誰だかわからない人に……私は全然歯が立たなかったんです」
瞳はそう呟くと、自分の目頭が熱くなっていくのを感じた。
「それって……優介のこと?
そういえば、さっきツトムから聞いたんだけど、彼あなたのセンスを誉めてたらしいわ!
彼めったに人を誉めたりするような奴じゃないの…
それだけ瞳の才能はすごいってことよ!もっと自信持ちなさい!」
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