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すかさず部屋に入る愛。
「また勉強?ホントに好きだよねぇ」
「暇つぶしだよ…やめた」
と、信はノートを閉じ、机から離れた。
「私邪魔した?」
「いいや、ホント暇つぶしだったからいんだよ…で、何したい?」
愛は自分を気遣ってくれていることを知っているから、あえてその気遣いに気付かないふりをする。
そして信もそれを知っていた。
「そっか、じゃあさDVD借りてきたから見ようよ!」
愛は笑顔で鞄からDVDを取り出した。
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