始まりは春とは限らない…春だけど

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「ねぇ君可愛いね~お茶しない?」 「い、いえ…僕、急いでますので…」 あぁ…またナンパ 春になってから、もうかれこれ四回目だよ… いい加減女の子と間違えるのやめてよ 怒るよ?いや、怒らないけどさ 「いいじゃんいいじゃん、あんま時間とらないからさ~」 「本当に急いでますので…」 そう言ってナンパさんから逃げようとすると、腕を掴まれた 「ねえ~頼むよ。ちょっとだけだから…ね」 怖い… 実を言うと、僕は男性が苦手 僕は男なのだけど 今も腕を掴まれただけなのに恐怖感で体が動かない 「じゃ、行こうね~」 ナンパさんのされるがままに手を引っ張られ、人気のないところに連れてかれる お茶するんじゃ無かったのかな? などと考えていると、押し倒されていた 「……ぁ……ぅぁ……」 恐怖で声がでない 助けを呼ぼうにも声がでないので呼べない 「くくく…たっぷり可愛がってやるからな」 ナンパさんは、そう言うと、僕の首筋に舌を這わせる 「……や……ぁん……」 思わず甘い声が漏れてしまう お姉ちゃんに何回もされたから慣れてると思ったけど、やっぱり慣れないみたい
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