始まりは春とは限らない…春だけど

4/7
前へ
/57ページ
次へ
「怖かったね…ごめんね…お姉ちゃんがしっかりしてなくて…」 そう言ってお姉ちゃんは僕を両腕でそっと包んでくれた 「ううん…僕が悪いんだから。お姉ちゃんは悪くないよ…」 身長170cmあるお姉ちゃんの両腕は、145cm満たない僕の体をすっぽり包んでくれた 「それじゃ…行こっか?」 「うん!」 しばらくして落ち着けたから本来の目的である買い物を再開 え?ナンパさん?何それ食べられるの? 「琉希ちゃん、友達できた?」 買い物が終わり、帰路につく途中、唐突に聞いてきた 「えーと…女の子の友達がいっぱいと。男の子が一人」 なぜ女の子ばかりなのかって? その原因としてあげられるものを一つ言おうかな?うん、言おう 僕は─── 男性恐怖症+女顔です もう一度言います 男性恐怖症+女顔です 大事な事なので二回言いました ↓【片口 琉希呀】image=240397672.jpg
/57ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2922人が本棚に入れています
本棚に追加