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「怖かったね…ごめんね…お姉ちゃんがしっかりしてなくて…」
そう言ってお姉ちゃんは僕を両腕でそっと包んでくれた
「ううん…僕が悪いんだから。お姉ちゃんは悪くないよ…」
身長170cmあるお姉ちゃんの両腕は、145cm満たない僕の体をすっぽり包んでくれた
「それじゃ…行こっか?」
「うん!」
しばらくして落ち着けたから本来の目的である買い物を再開
え?ナンパさん?何それ食べられるの?
「琉希ちゃん、友達できた?」
買い物が終わり、帰路につく途中、唐突に聞いてきた
「えーと…女の子の友達がいっぱいと。男の子が一人」
なぜ女の子ばかりなのかって?
その原因としてあげられるものを一つ言おうかな?うん、言おう
僕は───
男性恐怖症+女顔です
もう一度言います
男性恐怖症+女顔です
大事な事なので二回言いました
↓【片口 琉希呀】
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