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「ねえ…お姉ちゃん?」
「ん~?」
あ、どうも。今更ですが『片口 琉希呀(かたぐちるきあ)』です
僕は今、お姉ちゃんの膝にのってます。それは別にいんですが…
「何してるの?」
「何って…琉希ちゃんの髪くくってるんだよ?」
なぜか髪をくくられてます
男としてそれはどうかと思うんだけど…
「あの…なぜ?」
「なぜって…琉希ちゃん可愛いし、髪長いから?」
さいですか
「もういいよ…」
「それにしても…琉希ちゃんって髪さらさらだね~」
さらさらかどうかは知りませんが、髪が長いのは貴女のせいです。お姉様
「ふ~ん」
「ふ~んって…あ、できたよ?」
と言って鏡を見せてくれた
……わあ、結構雰囲気かわるんだな
「わあ…」
「じゃ、行こう?」
あ、学校ね…って!
「この髪で…?」
「え?そうだよ?」
いやいやいや、むりむりむり
僕男だよ?外でこんな髪形してたらおかしいでしょ?
「さすがにむり…ぅひゃあっ!」
また耳を甘噛みされたよ…
「さあ…どうするの?」
「このまま行かせていただきます…」
うぅ…やだよぅ…
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