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そんな計算高い俺に、気付かないジロウは、すんごく恥ずかしそうに…
義「す、好きだよ…///」
って、顔を背けながら言うから、
照「えぇ。目を見て言ってくんないと、俺じゃないかもとか、思っちゃうじゃん。」
と、駄々をこねたくなるんだわ。
そんな俺に、一瞬にして、眉間に皺を寄せ、溜息を吐く。
やべっ!!調子ノリ過ぎたかも…。
照「じ、ジロウ…あの…」
義「てっこ君…本当に…わかんないの…?」
俺が慌てて、謝ろうとしたが、冷静に話を割られ、聞かれた。
ジロウ…怒ってる…。
照「え、えっと……!?」
と、俺が焦って言葉を詰まらせてると、いきなり、ジロウに半分無理矢理に、KISSをされた。
特に、長い長いKISS。
俺は、だんだん息が苦しくなって来て、ジロウの胸を叩いたら、ジロウはやっと離してくれ、俺とジロウの間にどちらのか分からない唾液が、糸を作った。
照「はぁ…はぁ…。」
と、俺が、息を整えてると、またいきなり、視界が反転して、天井が見えた。所謂、ジロウに押し倒された。そんなジロウを、ぼぉと、見て待ってると…
義「何、されるがままになってるの?」
と、少し呆れた笑みを浮かべながら、聞かれた。
ジロウは、嫌がって欲しいのかぁ…?
俺が、そんな事を考えていたら、次にジロウが言った台詞で、俺は、赤面って所じゃない位、顔赤らめる羽目になった。
義「言っとくけど、此処、スタジオだよ?」
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