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照「ねぇジロウ…。」
義「何…てっこ君…。って、また、お菓子食べてるし…。」
今レコーディングで、ヒサシとタクローが、作業してて、俺とジロウは、待機中で、ジロウは俺の隣で雑誌を読んでるから、話しかけてみたら、目線を合わしてくれて、喜んでたら、また、俺の行動に指摘してくる…。
照「いいじゃん!!お菓子食べてたって…。」
義「別にいいけど……太るよ……。」
ジロウの言葉に俺はまた、傷つく…。
なんで、俺ばっか意地悪するの?
俺、ジロウに何か悪い事…した?
そうやって俺が考えてると、
義「…で、何話したかったの?てっこ君…。」
と、何もなかった様に、また、雑誌に目線を戻し、話し出すジロウに、俺は悲しくなって……
照「………俺の事……嫌いに……なった…?」
と、思わず今の気持ちを俯きながら、言ってしまった。
やだ……。
気まずくなるし……
頷かれたくない………
照「い、今の言葉無しに…―」
義「はぁ?何、言ってんの?」
照「―…へっ……?」
俺は焦って、なかった事にしようして、慌てて言ったのに、言葉を割られて、訳がわかんなくなった…。
え…?
どういう意味で、それを言ってるの…?
義「バッカじゃないの…。なんで、てっこ君の事、嫌いになってるって、思ってるの…?」
少し呆れ悪態を付けながら、顔を逸らされながら、ジロウは言うが……
あれ…?
耳が真っ赤……?
もしかして…。
照「……ジロウ…耳…真っ赤だよ…?」
と、俺が指摘すると、ジロウは、図星を突かれたって感じに、肩をびくつかせ、溜息を吐き……
義「てっこ君は、一言、五月蝿い…。///」
と、赤面した顔を手で隠しながら、俺にデコピンをくらわせる……。
やっぱり、意地悪をしてくる…。
じゃあ……なんで………
嫌いじゃないのに…
意地悪するの……?
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