1062人が本棚に入れています
本棚に追加
/159ページ
紘「美紀って昔から甘えん坊だよな…」
美紀「…紘に……対して…だけだもん…」
紘「人見知り直した方が良いんじゃないか?」
そう言いながら美紀の頭を撫でる。
美紀「…良いの……紘がいるから……」
紘「そうか」
美紀「…うん…」
美紀は昔から人が居ない時は甘えて来たよな
絋「学校上手くやっていけそうか?」
美紀「うん…」
そんな時
「「「相澤!!」」」
複数の方向から怒鳴り声がして2人が見回してみると、右の道からリーゼント集団が、左の道からモヒカンや金髪の集団、前方から黒い繋ぎ服を来た集団など全部で100人近い不良達が現れた。
絋「何だよお前ら?」
「「「この前の借りを返しに来たぜ!!」」」
襲いかかって来た絋は美紀が居るため踵を返して美紀の手を引き逃げ出した。
「逃げんな!!」
絋「お前らに付き合ってる暇なんかねぇんだよ!」
そう言うと美紀を抱き抱え絋は不良達を撒くまで町中を走り回り、美紀は楽しそうに笑っていた。
最初のコメントを投稿しよう!