妹帰国

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あれから数日経って美紀も今の生活に慣れてきた。 初めの頃は下駄箱にラブレターが大量に入ってたり、男子に囲まれたりと色々大変な事は有ったが、大体は俺が解決した。 方法は睨むか声をかける。 それぐらいでみんな逃げちゃうから不思議だよな…… あとあれから一樹は毎日のように美紀に話しかけているが無視されている。 数日経って今日は土曜日学校は休みなので俺達は何時もより長くベッドの中でダラダラとしていた。 時計の針はもうすぐ1時に成ろうとしている。 そろそろ起きたいのだが…美紀が抱き着いているから起きられないのである。 その時 ピンパーン チャイムが鳴る音がした。 美紀の手をどけてベットを出る。 寝起きで見た目がまずいかなと思い、寝癖を直しながら玄関に向かう。 紘「どちらさまですか?」 玄関を開けると、何かに押し倒され、段の角に頭をおもいっきり打ちつけて意識を失った。
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